『48』といえば『AKB48』でしょう。 本日の秋葉原の写真中にもしっかり『AKB48』です。『48』は『AKB』以外のグループにも使われていることでも有名です。『AKB48』の知名度が、海外にも及んでいることを考えると『48』自体が、世界的な数字?と言えるのかもしれません。 各『48』の登録商標を見てみます。いずれも 株式会社AKSの登録商標です。
登録5036135
登録5627734
登録5383280
登録5694897
各『48』は、区分の追加登録を随時しています。
各『48』の追加も含めた全区分をみると以下のようになります。
『AKB48』
3,9,14,16,18,20,21,24,25,26,27,28,30,32,35,38,39,41,42,43,45
『SKE48』
3,9,14,16,18,20,21,24,25,26,27,28,30,32,35,38,39,41,42,43,45
『SDN48』
3,9,14,16,18,20,21,24,25,26,27,28,30,32,35,38,41,42,43,45
『HKT48』
9,14,16,18,20,21,24,25,27,28,30,32,35,41
おじさんの私には、各『48』の違いは、さっぱりわかりませんが、区分をみると、活動、戦略の違いが見えてきます。
『AKB48』『SKE48』には、区分39があります。区分39は(企画主催旅行の実施、旅行者の案内他)です。
すなわち、旅行関係で、これら商標を使用する意思があることを意味します。
一方『SDN48』『HKT48』には、区分39がなく、旅行分野での使用意思がないことがわかります。
『HKT48』の区分3(せっけん他),26(テープ,リボン他)などでも、同様のことが言えます。
区分の数は、特許庁・弁理士費用に連動するので、経済面を考えると、使用予定がない区分は通常外してきます。
AKB・SKE・SDN・HKT以外でも、『48』は登録されています。
登録5660415(SPR48)
区分:9,16,25,28,41
※)区分は5つ
区分が5つに絞られており、まだこれからのグループであると推測できます。
また出願中の『48』もありました。
商願2015-005294(NGT48)
区分:9,16,25,28,41
※)区分は5つ
区分は、『SPR48』同様5つで、これからのグループなのでしょう。
出願商標は、約1ヶ月位で公開されるので、その内容を知ることができます。
我々弁理士は、日々これらをチェックしているので、近々世に出るであろう商品(グループ)等を事前に知ったりします。
これだけ調べても、相変わらずおじさんである私には、各『48』の違いはわかりませんが、『SPR48』『NGT48』が、他のグループ同様の区分に到達できるよう、頑張ってい頂きたいと思います。